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氏名突合支援サービス

よくある質問

公開日

サービスの仕様

質問回答
「氏名突合支援サービス」とは何でしょうか。「漢字・アルファベット氏名」と「カナ氏名」を突合したり、相互推定するなど、氏名を用いた情報の突合を行う業務を支援するためのサービスです。
「氏名突合支援サービス」は誰でも使えるのでしょうか。どなたでも利用可能です。
広く一般に利用いただくため、他の利用者への迷惑をかけるような使い方をしている利用者に対しては利用制限を行う可能性があります。
「氏名突合支援サービス」を利用するのに費用が掛かるのでしょうか。無償で利用できます。
デジタル庁が提供するAPIを利用する場合にはメールアドレスを使った登録が必要となります。
サービスの稼働時間を知りたいです。原則24時間365日稼働しています。メンテナンス等、デジタル庁の判断で事前の案内なく変更する場合があります。
日本国外から利用できますか。提供サービスの特性(氏名の漢字・アルファベット表記とその振り仮名・読み仮名を取り扱う)上、日本国内での利用を前提としています。
また、一部機能については日本国外のIPアドレスからのアクセスをブロックしています。
氏名突合の精度はどの程度でしょうか。初期公開時点(2025年10月時点)のモデルにおいては、日本人名で95%以上、外国人名で80%以上の精度(正しいものを正しい、誤っているものを誤っていると判定する確率)と評価しております。市販の姓名辞典を用いた突合と比較し、高い精度での判定が可能と考えております。
APIの氏名突合(簡易・詳細)にてスコアが返却されますが、どのように判定に生かせばよいのでしょうか。0~99の範囲でスコアが返却され、50以上を正、50未満(49以下)を誤(閾値を50)として判断することで大半のユースケースにおいて有効な判断が行えると考えておりますが、業務特性等を背景としてより高い精度に基づく判定を行いたい場合には閾値を高く設定いただくことで、より業務にあった突合判定も可能です。
出力された名に常用漢字や人名用漢字ではないものが含まれることはありますか。本サービスでは常用漢字や人名用漢字のみ出力するような制限は行っていませんので、常用漢字や人名用漢字に含まれない文字が返却される可能性はあります。
正解データは公開されないのでしょうか。正解データそのものの公開は想定しておりません。

サービスのメンテナンス

質問回答
メンテナンス情報はどこに掲載されますか。原則、デジタル庁 開発者サイトの「新着・更新」にて案内します。
場合により、事前連絡なく停止することがあります。
利用制限やメンテナンス時間等を気にされる場合には、セルフホスティングでの利用をご検討ください。
公開されているコンテンツ(APIやモデル等)はどの程度で更新されるのでしょうか。更新された場合、どのような案内がされるでしょうか。精度の向上の見込みなどが立ったタイミング、セキュリティ上のリスクなどが明らかになった等を起因として、不定期での更新を行います。
更新が生じた場合、開発者サイト「新着・更新」にて原則案内をしますが、軽微な更新の場合(仕様変更が生じないなど、既存利用者への影響が見込まれない場合)には、案内なく更新を行います。

権利・情報の取扱い

質問回答
提供されているソースコードや辞書データは自由に使ってよいのでしょうか。利用規約及びソースコードや関連ドキュメントに記載されているライセンスに従い、取り扱いをお願いします。
ソースコードは原則「MIT License」にて公開しており、比較的自由に利用いただけるライセンス形態となっています。
氏名突合支援サービスにて出力されるデータの信頼性はデジタル庁が担保してくれるのでしょうか。氏名突合支援サービスにて提供するすべての情報について、その信頼性・正確性についてデジタル庁は責任を負いません。
出力された情報は利用者自身の責任で妥当性等を確認いただくようにお願いします。
氏名突合支援サービスで提供されているコンテンツ(ソースコード等)がデジタル庁管理外のサイトで公開されています。利用して問題ないでしょうか。デジタル庁が氏名突合支援サービスに関連して公開しているコンテンツは、デジタル庁ドメイン(digital.go.jp)またはそのサブドメインかデジタル庁管理の GitHub Organization(digital-go-jp)配下でのみ公開しています。
それ以外のサイトにて公開されているコンテンツについては、デジタル庁の関与はありません。
原則デジタル庁が公開するコンテンツをご利用ください。
氏名突合支援サービスの個人情報等の取扱いについて知りたい。プライバシーポリシー」をご参照ください。
氏名突合支援サービスが取得する利用者情報について知りたい。プライバシーポリシー」をご参照ください。

アカウント・API

質問回答
サポートサイト(APIキー管理ページ)のアカウントを作成、APIキーを取得し、APIを利用したいです。「氏名突合支援サービスサポートサイト(APIキー管理ページ)」の下部にある「利用者新規登録」より案内に従って登録を行ってください。
登録が完了すると、APIキーを取得できます。
取得したAPIキーを利用して、APIをご利用ください。
サポートサイト(APIキー管理ページ)のアカウントのパスワードを忘れました。パスワードの初期化をしたいです。「氏名突合支援サービスサポートサイト(APIキー管理ページ)」にある「パスワードを忘れた場合」より案内に従ってパスワードの再設定(回復)を行ってください。
パスワードの再設定には、アカウント登録に使用したメールアドレスにてメールを受信できる必要があります。
デジタル庁が提供するAPIを利用するために必要な通信先を教えてください。デジタル庁が提供するAPIにおいては、以下に示す通信の許可が必要です。
セルフホストする場合にはこの限りではありません。
アドレス:api.kktg.digital.go.jp
プロトコル・ポート:HTTPS(TCP/443)
「APIキー」とは何でしょうか。どのように管理できますか。本サービスにおけるAPI(Application Programming Interface)キーとは、「氏名漢字カナ突合API」として提供するRESTful API(氏名突合及び氏名推定)において、利用者の認証・認可を行うための鍵となります。
具体的な形式としては、半角英字(大文字・小文字)・半角アラビア数字からなる32文字の文字列です。
APIキーは利用者(サービス登録者)と紐づいておりますので、赤の他人への提供をしないよう、APIキーを取得した方の責任にて管理してください。
利用者に紐づくAPIキーは「氏名突合支援サービスサポートサイト(APIキー管理ページ)」にて管理(確認、作成、削除等)が可能です。
「APIキー」の利用状況(API利用回数・最終利用日時等)を確認することはできますか。そのような機能は提供しておりません。
「APIキー」を削除してしまいました。復元できますか。一度削除したAPIキーは復元できません。
新たにAPIキーを作成し、新しいAPIキーを利用してください。
サポートサイト(APIキー管理ページ)のアカウントを削除してしまいました。復元できますか。一度削除したアカウントは復元できません。再度アカウント登録を行ってください。
また、アカウントに紐づいたAPIキーも復元できませんので、新しいアカウントに紐づいたAPIキーを利用してください。
氏名漢字カナ突合APIに入力した情報(氏・名)は保存されるのでしょうか。プライバシーポリシー」に示す通り、APIへ入力された情報は保存されません。
懸念がある場合には、セルフホスティング方式をご活用ください。

その他

質問回答
氏名突合支援サービスの技術的な内容について質問したい。大変申し訳ございませんが、問合せ窓口は設けておりません。
本開発者サイトやサポートサイトをご参照ください。
自治体職員の方向けには「デジタルPMO」等の行政機関間コミュニケーションプラットフォームを通じた質問受付を行う予定です。
マイナンバー情報総点検において使用された「点検支援ツール」との違いは何でしょうか。目的・機能が大きく異なります。
「氏名突合支援サービス」の方が幅広く、様々な業務にてご利用いただけるものとなっております。

●点検支援ツール
対象者:自治体職員
目的:業務システムでの他人への紐づけ誤りがないかを確認(総点検)するため、表記揺れを正規化の上、機械的に照合し、人手での照合作業を省力化
機能:業務システムと住基ネットのデータを読み込み、「マイナンバー+基本4情報」を照合、一致した項目により「確認不要」「要確認」「優先確認」を返す

●氏名突合支援サービス
対象者:氏名の突合を行いたい方(個人・法人問わず)
目的:氏名とそのカナの一致確認を機械的に行い、人手でのデータ紐づけ作業や入力データ確認等の省力化
機能:氏名の漢字・アルファベット・カナを入力として、以下機能を提供。
入力された氏名(漢字・アルファベットとカナ)の対応可能性を推定
氏名(漢字・アルファベット)⇔カナの相互推定
氏名突合支援サービス(API及び関連ツール)を業務に活用することにより、どの程度の削減効果を見込むことができますか。担当者のスキル(慣れ等)にも依存しますが、氏名の漢字とカナの突合を目視検査によりチェックを行う場合、1時間あたり1000件程度(日本人名・外国人名混在)処理できると考えております。
APIによる事前処理にて、目視での確認が必要な対象者を絞ることにより、検査時間を半分から10分の1程度に削減することができると考えております。